2階病棟(精神療養病棟) 60床
2階病棟(精神療養病棟)
精神療養病棟は60床の男女混合病棟で、急性症状の段階的治療により症状安定した患者様や、長期入院による治療・療養が必要な方が入院される病棟です。家庭や社会に復帰できるように、日常生活指導や作業療法などの治療を行い、セルフケア能力を高める療養プログラムを積極的に取り入れ、症状にあったさまざまな治療を行っています。
懐かしい音楽や、映像を鑑賞し、共に歌い語り合うことで認知機能を高め、ゲームなどを行うことでコミュニケーション能力などの向上を目指していきます。
こうした活動を、患者様一人ひとりの個性や、生活、ニーズなどに配慮し、病棟だけではなく、他部署との連携を図り提供することで、幻覚・妄想・徘徊などの緩和を目的とした病棟となっています。また、患者・家族の皆様が安心して治療していただける、安全な環境と心のこもった看護を提供します。
また、患者様の退院したいという意向を大切にし、チームカンファレンス(退院支援委員会)を開催しています。多職種の特色を活かし、一人ひとりの「想い」に寄り添い、誰もが自分らしく生きることのできるよう退院支援を行っています。
2階病棟での作業療法
離床、生活リズムの安定、他者との交流、能力維持を目標としています。車椅子使用の方も多いため、毎日病棟内での活動を計画しています。(レクリエーション、音楽鑑賞、カラオケ、体操、脳トレ、季節の製作)
歩行可能な方は、3階病棟、4階病棟との合同での活動も行っています。